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これから弓道を始めようと思っている人や弓道って何?という人へ、 簡単に弓道を紹介したいと思います。 さらに新潟大学で弓道をしたいという人へむけて、 どのような練習をしていくのかも併せて説明したいと思います。 |
1. 初めに
2011年度指導責任者から
みなさんこんにちは。新潟大学弓道部2011年度指導責任者の柳原です。
最初に、弓道とは、的に中ればそれでよいというものではありません。
積み重ねてきた鍛練こそが大切なのであって、的に中るかどうかなどはそれのオ
マケ的なものでしかありません。
新入部員のみなさんには、それを含めた弓道の楽しさを知っていただきたいと
思います。なので、新入部員のみなさんには射技・体配を中心に、
基本に忠実な指導をしていくつもりです。
そして今年はみなさんには徒手からはじめていただきます。
最初は厳しい、つまらないと思うかもしれませんが、
そのうち自分が上達していくという事の楽しさを知ることができます。
そして、新入部員のみなさんには弓道を好きになってもらいたいと思います。
もしみなさんが弓道の楽しさを知り、弓道を好きになることができたのならば大学
生活もさらに充実したものになるでしょう。
新入部員のみなさんが弓道を好きになってもらえるように我々指導者一同、
全力で指導に臨みます。
2. 弓道の基本
@弓道のルール
弓道はスポーツではなく武道ですが、
試合を行う以上競技としての側面も持っています。
もちろんその中でも礼節を欠いてはなりませんが、
それを言葉で表現するのは難しいです。
その点は実際に弓道を習う指導者の方にお任せして、
ここでは明文化されている競技の規則を簡単に説明します。
国体を代表するような弓道の競技は大きく分けて2つの種目があります。それが近的競技と遠的競技です。
表.1 近的競技と近的競技
距離 的の大きさ 競技方法 一回の射数 近的競技 28m 36cm 的中制、採点制 2,4本 遠的競技 60m 100cm 的中制、得点制 2,4本
基本的に上の表のような形式で行います。
もちろんこれは非常に簡単にまとめたので、
細かく書くと色々あるのですが、
複雑になるのでこれだけまず覚えるといいと思います。
特に近的競技(的中制)に関しては、
大学弓道の中心となります。
ぜひとも覚えておいてください。
A弓道の道具
弓
弓の材質は竹、グラスファイバー、カーボン等があります。
なかでもやはり竹弓が一番良いとされています。
しかし手入れが難しく、なにより高価なので、
大学生には中々手が出ません。
弓の長さは2.21m(7尺3寸)か
2.27m(7尺5寸)のものがよく使われます。
弓の上から約3分の2のところに握りがあり、
照準のようなものはつけません。
矢
矢の材質も竹が良いとされますが、
竹弓と同様の理由からあまり使われません。
大学生では主にスチール製の矢が使われます。
矢は2本で1組、「一手」と呼び、
1本目を甲矢、2本目を乙矢と呼びます。
羽は三枚付いています。材質は色々な鳥のものが使われますが、
入門向けとしてターキー、高価なものは鷲などが有名です。
弦:矢を弓でとばす為には弦が欠かせません。
弦は消耗品で大体500〜1000射くらいで切れます。
弦の材質には麻や合成繊維が使われます。
弽
「ゆがけ」、「かけ」と読みます。
乱暴な言い方をすれば右手につける手袋のようなものです。
親指の根元に弦をかける出っ張りがあり、
弦を無理なく引くのに必要不可欠なものです。
B八節
弓道の基本は「八節」と呼ばれる型にあります。
「八節」とは弓を引く上で必要な動きを
8つに区切って名前をつけたものです。
「八節」の弓道の基本ですが非常に奥が深いので、
簡単に説明します。
足踏み
足を開く動きです。
開きすぎず閉じすぎず、しっかり大地を踏みしめて、
的に向かって立ちます。
胴造り
弓を引く上での姿勢を定めます。
ここでしっかり姿勢を定めないと「離れ」で体がぶれてしまいます。
弓構え
その名のとおり、弓を構えます。
矢もここでつがえます。(矢を弦に取り付ける)
打起し
弓を左右の両拳を上げる動作です。
流派によっては正面打起し、斜面打起しという方法があります。
新潟大学では正面打起しで行っています。
引分け
引分けはその名のとおり、力を左右に均等に分けて引きます。
この引分けも各流派ごとに色々なやり方があります。
新潟大学は「大三」と呼ばれる段階を経て、
「会」に至るやり方を取っています。
会
引分けが完成された段階を「会」と呼びます。
ただし心理的には左右に伸びていくイメージを持ち続けます。
離れ
「会」が完成すると自然と生じるとされるのが「離れ」です。
形としては矢を離すわけですが、
目標としては自然に離されることになります。
残身(残心)
矢の離れたあとの姿勢をいいます。
「残身(残心)」は射の総決算といわれ、
「離れ」の後、なお残るものが体であれば「残身」、
心であれば「残心」と呼びます。
C的前までの道
徒手
「八節」の名前と働きを覚え、何も持たずに形を体で覚えます。
素引き、ゴム弓
弓やゴム弓を持って、弓の抵抗力を感じながら、
「八節」の完成度をあげます。
巻き藁
巻き藁にむかって矢を放ちます。
巻き藁とは藁を巻いて米俵のような形にしたもので、
場所をとらないこともあり、主に練習用に使います。
的前
的に向かって弓を引きます。
ここまでくるまでは、初心者では練習量にもよりますが
2〜3か月かかります。
D段位について
段位は昇段審査を受け、
それに合格することで得ることができます。
段位には5級〜十段まであります。
新潟大学では、初心者の人は初段を取るのが
一つの目標になっています。
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